圓徳院の見どころ

室中襖絵「白龍」

晨鳥社・赤松燎画伯遺作「白龍」〔部分。本尊正面の室中(しっちゅう)の襖絵です〕

荒れ狂う波涛から
一気に天をめざす白龍。
その姿は、乱世を己が力で統一した
秀吉そのものである。
武将の魂がよみがえり、
絢爛たる桃山の風が吹き抜ける。
いま、ねね終焉の地に、
新たな物語がはじまる。

赤松燎画伯プロフィール
 大正11年、岡山県倉敷市生まれ。昭和28年、晨鳥社に入塾し山口華陽先生に師事。平成7年、圓徳院の襖絵を制作。平成8年逝去。
「松竹梅図襖」「雪月花図襖」を制作した木下育應、志村正の両氏は赤松画伯の弟子。

白龍